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ポルシェミュージアムの新たな特別展:「プロジェクト:トップシークレット!」日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のポルシェミュージアムでは、これまで閉ざされていた扉の奥を垣間見ることができる特別展「プロジェクト:トップシークレット!」を2014年9月17日から2015年1月11日まで開催いたします。

今回初めて、16台のユニークな車両が展示され、そのほとんどが以前には公開されたことのないものです。展示される車両には、ワンオフで製作された記録車両、試験車両および実験車両だけでなく、極秘のコンセプトカー、カモフラージュされたプロトタイプも含まれます。

開発、研究および精確な仕事がポルシェの真髄です。「Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG」という正式社名はこのような特質を伴ったものです。ヴァイザッハのポルシェ開発センターに勤務する4,500名を超えるエンジニア達の働きで、ポルシェは常に一歩先を歩んでいます。新たな革新への道は、常に順調に進んできたわけではありません。技術的、経済的な理由から市販に至らなかった偉大なアイデアが数多く存在します。しかし、それらはしばしば研究プロジェクトやコンセプトカー中には見て取れます。もちろんその大半は、日の目を見ることはありませんでした。その理由は、優れたアイデアはすぐに模倣されるからであることは、言うまでもありません。よって、多くのコンセプトカーや実験車両はヴァイザッハの開発センターの門外に出ることはありません。プロジェクトの完了後、通常これらは解体されます。ただし最重要プロジェクト、またはエキサイティングなプロジェクトは、ポルシェミュージアムに収蔵されます。今回、この特別展の一部としてミュージアムの収蔵庫からそれらを一般公開する運びとなりました。

特別展に展示される16台の車両は、それぞれの時代の精神や企業背景を完璧に反映しています。例えば、1973年のエネルギー危機に対する当時の回答は、環境に優しく未来志向のFLAサステイナブルカー研究プロジェクトでした。また、この時代には、世界記録を樹立したポルシェ924およびタイプ995実験車などのプロジェクトもありました。1980年代からは、ポルシェ959エアロダイナミックプロトタイプ、928カブリオレ、未公開のロードスタータイプ984コンセプトカーなど、7台が展示されます。水冷V8エンジンをリアに搭載したポルシェ965ハイパフォーマンススポーツカーのプロトタイプも初めて公開されます。1990年代からは、将来の世代の車両に道筋をつけるデザインを持つ4ドアのポルシェ989「ファミリースポーツカー」など、市販に至らなかったプロジェクトが展示されます。タイプ986 A4サブフレームは、独特なものとなりました。ポルシェ911タルガ(タイプ964)をベースにしたプロトタイプを使って、ボクスターシリーズのミッドシップエンジンコンセプトがテストされました。近過去からは、カモフラージュされたポルシェ パナメーラのプロトタイプが出展されます。これを見ることで、ニューモデルの包括的なテストへの理解を深めることができます。

さらに、「プロジェクト:トップシークレット!」特別展では、ハイブリッドテクノロジーなど最新のテーマも紹介しています。未来のテクノロジーとして展示された918スパイダースーパースポーツカーの「ローリングシャシー」には誰もが目を奪われるでしょう。

2014年9月28日、10月19日、11月16日、12月14日、12月28日、2015年1月4日の日曜日の午後2時から5時までファミリー向けの特別プログラムが用意されています。特別展のガイド付きツアーの他、ファミリーはスカベンジャーハントに参加したり、自分の手で918スパイダーのモデルにカモフラージュを施したりできます。定員制ですので、事前にビジターサービスに電子メール(info.museum@porsche.de)でお知らせいただくことをお勧めします。ポルシェミュージアムは火曜日から日曜日の午前9時~午後6時まで開館しています。 入館料は大人8ユーロです。割引きチケットは4ユーロで販売されています。 詳細については、(http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/porschemuseum)をご覧ください。

2014/9/17